ケアンズからクランダへ
クランダはバロン ゴージ国立公園に接し、青空マーケットなどがある、観光客人気のスポットである。
ここへ行くには、クランダ高原鉄道と、スカイレールと呼ばれるロープウェイのどちらかを利用するのが一般的のようだ。私たちは、行きはスカイレール、帰りは高原鉄道を利用した。
まず、スカイレールの出発地は、ケアンズの中心部から車で15分程度のスミスフィールドと言う駅からであるが、ここへ行くまでが少々不便である。鉄道やバスの手段は無いようで、タクシーか、ピックアップサービス付のチケットを買うのが普通のようだ。
タクシーは市内に多く走っており、すぐに呼ぶことができ、料金も20数ドル、日本円で千数百円である。
スミスフィールド駅からスカイレールに乗り、少し高いところまで来ると、雄大な景色になり、そして、遠くに太平洋を臨むことができる。
さらに進むと、熱帯雨林のな中にはいってくる。ここはまさしく亜熱帯地域である事を実感させられる。
数十メートルの巨木が密集し、下まで太陽が届かないようで、上から見ても下が全く見通せない。
ここでは、巨木の上に、シダ類などの全く違う植物が寄生しているのを多く見かける。亜熱帯ならではの光景であろうか。
スカイレールの途中では、バロンフォールズが見えてくる。この滝は写真のとうり、ものすごい水量で、轟々たる音を響かせながら、圧倒的迫力で迫ってくる。日本ではこれほどの滝は見たことがない。
スカイレールの終点、クランダ駅まで約40分の空中散歩であった。

写真はバロンフォール
クランダにて