ケアンズ市内


ケアンズの中心部は意外と狭く、歩いて充分回ることが可能である。また、中心部でも巨木が多くあり、まことに緑豊かで、自然の中に都市がある、といった雰囲気だ。
ここの具体的な居住人口は知らないが、オーストラリア全体で1870万人といわれているだけに、この町の人口も少ないのであろう。人通りも、日本とは比較にならないぐらい少なく、皆ゆったりした足取りで歩いているように感じられる。

ケアンズを歩いていて感じることは、外国からの旅行者が非常に多いようだ。中でも日本人が多い。特にこの時期、正月ということで、多いのも当然の気がする。そして、寒さを避けるためであろうか、ヨーロッパからの旅行者が多いのもこの時期の特徴のようだ。

町角のレストランの中には、オープンカフェのように、野外にテーブルと椅子を設けている。お客は自然のなかで食事と会話を楽しんでいるが、これが町の風景と見事に調和している。

もう一つ、印象に残っているのは、日本では見かけない、赤や黄色、白と黒のまだら模様など、多くの種類の小鳥が非常に多く、旅行者の目を楽しませてくれる。 このケアンズは、地球の楽園の一つと言ってもいいだろう。



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