イタリア紀行 ・・その4・・・カラカッラ浴場,サンピエトロへ

イタリア紀行 その4 コロッセオの後、カラカッラ浴場へ行ったが、ここでは中へ入れず、外からながめただけである。
これは、200年代につくられた、文字どおりの公衆浴場であった。一度に1600人が利用できる巨大なもので、長島温泉の大浴場の比ではない。現在は夏にオペラが演じられる会場として利用されているそうだ。

この後、ローマ市内にあるが、世界最小で人口わずか800人の独立国、バチカンにはいり、サン・ピエトロ寺院を見物した。
この寺院はカトリックの総本山で、世界最大の教会である。この教会は6万人が収容できる壮大な建物で、ミケランジェロの設計だそうだ。

ローマは2年先のカトリックの祭典を控え、随所で化粧直しの工事が行われているが、ここサン・ピエトロ寺院も一部外装工事のため、ネットが張られ、折角の壮大な建物も味気ない外観になっていた。
内部に入るとミケランジェロが彫った、有名な「ピエタ像」や、荘厳な宗教絵画の数々に圧倒され、ただ、ホォーとため息交じりに、眺めるだけであった。
ここでも、日本との歴史の違いを、大いに実感した。



写真は工事中であまりさえない、サン・ピエトロ寺院
                                サンピエトロ寺院から、再びローマ市内へ