イタリア紀行…ローマ到着
イタリア紀行 その2
香港から12時間のフライトで、ローマのレオナルド ダ ビンチ空港へ到着。夜間飛行だったが、ほとんど眠れず、体に重さが感じられた。
ローマの第一歩は空港での入国審査です。窓口は何個所かあるのですが、事務処理の時間のかかること、かかること。たった一機分の乗客で、なんと、45分も待たされてしまい、早速イタリアの不効率さを体験しました。
入国審査もなんとか済み、早速ローマ市内観光です。
イタリアは鉄道が少なく、しかも、時間どおりに走ることがないため、通勤はほとんどの人が自動車を使います。このためローマでも、市内へ入る高速道路と、市内はいつも大渋滞、我々もこれに巻き込まれ、いらいらしますが、ガイドの言わく、「イタリアはいつもこんなもの、気長に行きましょう」。
バスの中から他の車を見ていると、ローマではフィアットが圧倒的に多いのに気づく。車体は軽四並み、車を掃除する習慣がなく汚れたまま、しかも、傷のない車はまずない。きれいな車を見慣れたわれわれにとっては、なんとも薄汚い印象である。
観光の第一番目は、ローマに現存する最古の凱旋門、ティトゥスの凱旋門だ。パリの凱旋門の半分程度の大きさではあるが、1世紀に建てられたもので、重厚な建物であり、当時これだけのものが良く建てられたものだと感心した。

写真はティトゥスの凱旋門
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