カナダ東部を訪ねて(その6)・・・オタワからトロントへ
オタワからトロントへは高速道路でつながっています。この道路もメープル街道の一
部で紅葉真っ盛り、農地の緑と絶妙のバランスで、目を楽しませてくれます。
また、馬や牛などの家畜も多く放牧されており、実にのんびりした風景で、しばし日
本での生活を忘れさせてくれます。
カナダの高速道路は無料で、道幅も広く、しかも道路は何十キロも真っ直ぐ。天気が
良いため、はるか彼方まで見通すことができますが、この直線道路の先が見えないほ
ど、兎に角真っ直ぐ。紅葉の林の中を、ただひたすら走ります。この光景は日本では
とても見ることはできません。
トロントへの途中、サウザンド・アイランドと呼ばれるところへまいりました。この
地はセントローレンス川沿いにあり、アメリカ人の避暑地となっています、ここでは
川幅が広く、この一帯には1070の島があり、ここからサウザンドアイランドと名
づけられました。対岸はアメリカで、ここの島の約3分1がアメリカ、3分2がカナ
ダです。
ここで観光船に乗船、島と島の間をゆっくりと遊覧です。島は全て個人所有だそうで、
中には立派な城が建っているところもあります。また、これらの島島には、水道や電
話も敷かれているようで、生活の不便は何もないとのことでした。こんなところで生
活している人はどんな人かと思えば、船内の日本語案内では、金持ちが多数住みつい
ているようです。
クルージングを終え、またバスでひた走ると、やがて前方に高層ビルが見えてきまし
た。
いよいよカナダ最大の都市、トロントへ到着です。
トロントにて