カナダ東部を訪ね(その2)・・・モントリオール へ


デトロイト経由モントリオールへ到着です。ここは稚内と同じ緯度にあり、冬にはマイナス30度まで気温の下がる大変寒い地域ですが、9月下旬はまだ名古屋よりやや気温が低い程度で、大変快適です。

市内は花と緑にあふれ、芝や樹木の手入れも行き届き、リスや小鳥等の小動物を多く見かける、きれいな街で、さすがに緑豊かな国だけある、と感心しました。

東部はフランス人が開拓したこともあって、フランスの影響が強いところで、主要な見所もフランスに関するものがほとんどです。

その代表がパリにあるノートルダム寺院の分院である、同名のノートルダム寺院です。パリよりは規模は小さいのですが、荘厳なたたずまいと、彫刻やステンドグラスをふんだんに使った華やかさが醸し出す雰囲気は、さすがに素晴らしいものがあります。

もう一つがノートルダム・ド・ボンスクール教会です。この教会はノートルダム寺院が建築される50年ほど前の、1770年代に建築された建物で、港に向かって、聖母マリアが手を大きく広げ、みんなを迎え入れる姿が印象的です。

モントリオールで観光名所とは言えませんが、ダウンタウンに巨大な地下街があります。これは冬の寒いときでも快適に過ごせるようにと、建設されたようで、その大きさたるや、八重洲地下街や、栄地下街、梅田地下街の数倍もある、実に巨大なものです。とても一時間程度で回ることは不可能で、ワイフは目を輝かせて歩いていましたが、私は疲れてしまい、早々に切り上げてきました。

今夜のホテルはクイーン・エリザベスホテルです。部屋数1000強の巨大ホテルで、さすがにロビー等もにぎやかなもので、逆に落ち着きのない感じがしました。


写真はエリザベス ホテル
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