フランス紀行・・  出発、パリからニースへ


  フランスの緯度は、日本より全体的に北に位置し、北海道から樺太に相当しているが、気候は温暖で快適なようだ。

今回の旅行は6月中・下旬、日本では梅雨で、じめじめとした不快な季節になるが、当地では温度こそ最高33度まで昇ったものの、乾燥しているため、さらっとしており不快感は感じなかった。

物価は日本ほどではないようであるが、付加価値税20%の関係もあってヨーロッパの中では高いクラスであり、旅行に伴う出費はかさむ。

しかし、歴史的遺産や芸術、ファッションのメッカであり、一度は行ってみたいあこがれの国である。

心配なのは治安の悪さであろう。

テロなど重大事件は少ないので、旅行者が気をつける必要のあるのは泥棒やスリである。

旅行開始時の添乗員の説明では、この点を繰り返し強調していた。

事件に巻き込まれ、後味の悪い旅行とならないよう、気をつけるにこしたことはない。

名古屋(中部国際空港)からパリ・ドゴール空港へは、日航とエアーフランスの共同運航便で約12時間、乗り継ぎなしで便利になった。

名古屋発10時10分、ほぼ定刻に出発、途中ロシア上空を通過、強い偏西風の影響を受け、パリ到着は定刻の30分遅れで到着、直ちにフランスの国内便に乗り継ぎ、ニースへ。

ホテルへ入ったのは午後9時過ぎとなったが、太陽はまだ出ており、とても9時とは思えない。

結局10時くらいに暗くなってきたが、時差7時間ではあるものの、この季節の実際の時差感覚は5時間ぐらいであろうか。

                             

写真は右側奥の建物が泊まったメルキュール サントル ノートルダム ホテル
奥が、ニースのノートルダム寺院

次回は、ニース